2019年11月14日

終活は日記を書くことから始めてみよう

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終活という言葉を聞くと、高齢の人たちが行うものというイメージを持つ人が少なくありません。でも、近年は20代や30代など、若い世代でも終活を始める人が多くなったと言われています。若いうちから始めれば、自分にもしものことがあったときに残された家族にメッセージが残せる他、必要なことを書き残すことで家族の負担を大きく減らせるからです。

終活を何から始めればいいのかわからない場合は、日記を書くことから始めるのも一つの方法です。日記といっても日々の出来事や気持ちを書くだけではなく、自分にもしものことがあったときに家族に伝えたいことを書いておくことが大切です。

たとえば、どのような葬儀をしてほしいのかを明記しておいたり、財産に関することなどを書き残しておくとよいでしょう。また、SNSなどのインターネットサービスを利用している場合は、ログインIDやパスワードなど、必要な情報を一覧にして書き残しておくことも重要です。

もちろん、財産に関する内容を記す場合は、ネット銀行についての情報も忘れずに書き残しておきましょう。実店舗を構えている銀行口座は通帳がありますが、ネット銀行は通帳がないため、口座の存在を遺族が気付かない心配があるからです。

ログインに必要な内容をすべて記しておけば、遺族が日記を読み返したときに役立ちます。