2019年08月08日
喪主は親族の代表で葬儀の責任者のために仕事が多い
葬儀において喪主が行う仕事は沢山あります。それは故人と家族、親族を含めた代表者として、トラブル無く葬儀をスムーズに進める必要があるからです。一般的に行う事として、まず、葬儀会社や葬儀場は何処にするのか、内容についても決めなければなりません。
菩提樹がある場合、僧侶の手配も行う必要があります。さらに、関係各所に故人が亡くなった事を連絡して、葬儀の日程を伝えるのも大切です。葬儀では弔問客や会葬者のお出迎えからお見送りを始め、精進振舞い等では接待も行わなければなりません。
他にも親戚の着席位置を決める必要があります。いい加減に決めると、親族よりも先に遠い知人や会社の同僚だった方がご焼香を先に行う事になりかねません。葬儀に対して厳しい親戚から叱責される可能性もあるため注意したい所です。
供花の配列を決めることも重要な仕事です。祭壇に向かい最上段が上座等、供花の順番にもルールやしきたりがあるので間違わないようにしなければなりません。また、葬儀では会葬者に対して挨拶を行う必要があります。挨拶に関しては、出棺前にも行なわなければなりません。葬儀が終わっても今度は精進落しという会食があり、その場でも挨拶をする必要があります。それぞれ異なった内容の挨拶をしなければなりませんし、普段から挨拶に慣れていない人は事前に練習した方が無難です。喪主は葬儀の責任者のため失敗しないように仕事を行う必要があります。