2018年11月07日
お葬式終了後にしなければならないこと
葬儀が終了した後も、大事な引継ぎが残っています。精進落としの後に芳名帳などの帳簿・頂いた弔辞や弔電、支出金の領収書などを世話役の人から受け取り、事務の引継ぎを開始します。特に現金の授受など、お金に関することは後々にトラブルのもととなりますのでしっかりとその場で確認することが大事です。
斎場への支払いが終わった後は世話役の人たちへお車代という謝礼を渡すことも忘れないようにしましょう。この時、世話役代表以外の金額は一律にします。具体的な金額の相場は地域・時代などにより異なりますので、その地域の老舗の斎場を選ぶようにし、職員の方のアドバイスなどを参考にすると良いでしょう。
他にもお手伝いに来てくれた近所の方などへの心づけや、仕出し屋さんなどへの精算も忘れず早めに行いましょう。そして大切な挨拶回りです。これはなるべく早い時期に行い、世話役の方や近所の方に感謝の意を伝えましょう。故人が高齢である場合には、参列して頂いた方の年齢層も高い傾向にあり、中には車いすや杖を使用しないと歩くことが困難にもかかわらずわざわざ来てくれた人などが居る場合もあります。そうした人達に感謝の意を伝える意味でもこの挨拶回りは大事です。服装などに特に決まりはありませんが、なるべく質素なもので、男性であればネクタイを着用しておくと良いでしょう。