
2018年07月11日
葬儀の会食に招かれたときのマナー
葬儀では食事が出る時間もありますが、通夜ぶるまいや精進落としなどの会食に出席をするのには意味があります。僧侶に遺族や親族と故人とが、最後に会食を共にすることで供養にもつながりますし、弔問客へのお礼の意味もあるのが会食です。
通夜ぶるまいのメニューは精進料理というのが、昔からあるやり方ではありましたが、現代ではそのこだわりはあまりありません。簡単に誰もが簡単に食べられるものを用意して、気軽に食べる形式が多くなっています。エリア的なこともありますが、しっかりと食事を出すことはなく、簡単に口にできるお菓子を出したり、お茶だけというケースもあるので、地域によっても様々です。
火葬後に行う宴席は精進落としであり、初七日の法要をした後の会食と一緒に行うケースも多くなっています。会食に招かれたときに忘れてはならないのが、故人をしのぶ場であるということ、故人が生きていたときの思い出話をするのがメインです。
そのための招待ですから出席をした際には、故人の美しい生前の話をするほかは、関係のない話をするのは控えるようにします。故人の生前の話とはいっても、皆が気分の悪くなる話題は出さないこと、また深くプライバシーに踏み込むのは失礼です。








