2017年02月22日
遺影写真はどのように選定するか
遺影は家族が語りかける大切な一枚で、長く家に残る写真です。故人らしい一枚と皆様が納得出来る写真を剪定するのが、一番です。選定方法にはいくつかポイントがあります。まずはせっかくの写真が引伸ばした時にぼやけることのないよう、顔の大きさが2センチ以上あり、ピントが合っている写真を選ぶということが前提です。集合写真でも2センチ以上あれば大丈夫です。
そして、着物や洋服への着せ替えも自由にできますし、白黒、カラーと選ぶことも出来ますが最近ではカラーを用いることが主流です。以前は、一様に正面を向いてかしこまった表情の写真が使われることが多かったですが、最近は生前の姿・人柄を偲ばせる、柔和で自然な表情をしたものが多くなっています。また、生前に自分で遺影写真を決めておくという方も増えています。
人生の中でたくさんの写真が残っている方も多いと思います。自分のお気に入りの一枚を常日頃から家族に伝えておくことがスムーズかもしれません。もちろん、急な不幸の場合には慌しく写真を決めなければならない場面もあります。その際には葬儀社が相談に乗ってくれるので心配はありません。焼香されるときも会葬者は祭壇にある写真を見て合掌します。たかが写真などと考えずに大切な一枚を選ぶことが重要です。
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