2020年09月01日

気持ちよく葬儀を終わらせるには業者選択がポイント

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近年は近親者が亡くなっても親族や隣近所の人たちの助けを借りて行う自宅葬は殆どなくなり、葬儀は業者の流れ作業に頼る時代になっています。葬祭場で通夜と告別式を終了し、火葬場で火葬に付した遺骨を拾骨して自宅へ持ち帰り、墓地に埋葬するまでのマナーや手続きなどを覚える機会も少なくなりました。

近親者が亡くなると24時間、365日営業しているいずれかの葬儀社へ連絡して斎場の確保及び通夜と告別式の日時調整などを相談することがスタートになるでしょう。担当者と参列者の人数や葬儀の方法を話し合うと見積もり費用がセット料金+オプション料金の形式で提示されます。

但し、この業界への参入には特段の資格が必要でないため地元でこぢんまりと家族経営している個人業から全国展開規模の企業まで業者は数多くあるようです。そこで、葬儀をこうした企業に頼むか、生協や農協の組合でも行っているので組合員であれば低額でできるようです。

また、事前に冠婚葬祭一式の費用を積み立てていく互助会や県民共済などでも取り扱っています。喪主になってこのような葬儀一式を手配して支払いまで行う経験は一生のうちにせいぜい数回でしょう。しかも、こういう機会はある日、突然にやってきて短時間のうちに処理することになります。

このため、この業界の状況を何も知らずに目についた業者に場当たり的に頼んでしまうと業者選びなどで失敗することになります。後悔したくなければ平素から近隣の葬儀社などの情報を収集しておくことが必要になります。